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20 Jul骨髄バンクイベント・・・そして・・・ 

毎年、恒例の骨髄バンク協会が主催するチャリティイベントに先日出演させていただきました。

いつも、暑~~~~い時期に行われるこのイベント。

だがしかし、昨年暮れにもこのイベントがあったのは、震災で仙台のホールというホールが被災し、まともな会場が使えなかったのが理由で、夏から暮れにずれこんだのがその理由でありました。

でも、いつもの暑い時期の開催に戻り、なんとなく「らしいなぁ」と実感した私。

今年は、雨模様の中、仙台市内の「仙台市青年文化センター」で開催されました。

昨年の暮れの出演が、終わりから何番目かの遅~~い出演。で、真冬で寒いわ帰りは遅いわで主宰者に掛け合ったアテクシ。

「山形から仙台まで県境の峠越えして参加させていただくので(八甲田山かよ!いいえ、奥羽山脈だす)、次回参加はどうか出番は早めにしていただきたい」と!(笑)

そしたらさ、今年の出演プログラム見て笑っちゃったよ。

なんと出番は前から3番目( ゚∀゚))、;’.・ブハッ!!露骨~~~(爆)

そんな出番早けりゃ、お客さんいないじゃ~~~~ん(笑)

だがしかし、今年は違いました。出番がお昼にかかって、ほぼ満席に近い盛況ぶり。

「おお~~~~~、お客様いっぱいおるで~~」と舞台にスタンバって、暗転から照明がupされて判りました(笑)

で、うちらの踊りはクアナ・トレスのCDより「PALISA」と、そしてNHKの震災復興支援songの「花は咲く」の2曲を踊らさせていただきました。

出番数日前のリハーサルも不参加で、フォーメーションも立ち位置もぶっつけ本番。

だのに生徒の皆さん、頑張ってくれまして、なんとか終わりまで踊ることができました。

みんな、ァリガト―(w>ω<w)―ゥッ☆

vcm_s_kf_repr_882x588 これは、控室でのお支度の真っ最中(笑)。髪の毛を天高く結ってます。なぜならば、今回はヘアクリップに代わり「ティアラ」と「真珠」を付けて踊ったからなんです。はいクアナ・トレスが歌う「PALISA」はフランスはパリの観光案内のようなmele。仕舞にゃぁ「ルイ・ヴィトン」も出てくるので、こういう装飾品もよかろうかと。今年のメリーモナークでも、ハワイ島のハーラウが「PALISA」を踊って、やはり、キラキラものを身につけて踊ってました。

vcm_s_kf_repr_882x588 お支度の最中から、なんだか「ロイヤル」な方々がたくさん出来あがっちゃって(笑)このままベルサイユ宮殿でも行けそうな雰囲気に仕上がりました(爆)

クアナの歌いっぷりは、こちらをご覧ください。ビューティフルなフラをご披露くださってるのは、2010年のミスアロハに輝いた元カムエラのダンサー「ミカさん」でございます。彼女もカムエラ辞めて今は幸せになってよかったね。←意味深(爆)

で、ここからワタクシごとなんですが。

この舞台(上のyoutubeの舞台じゃないよ、骨髄の舞台だよ)の数日前に実父が亡くなりまして。

5月に突然倒れて、私はハワイ研修も何もキャンセルし、家族一同精根傾け看病に尽くしたんですが、願い叶わず天国に行ってしまいました。

未だ、人生から父の姿が見えなくなることに慣れませんでして、毎日ダダモレ状態の涙顔。運転してても買い物してても、どこに行っても何をしても、父との思い出が鮮烈に蘇るばかりでして。

ってな状態で立った舞台。

はい、人生節目の舞台になりました、個人的に。

あたしゃフラ始めてから、こんなに無心に、無欲に、そして心の底からなんだかよくわからないけど「思い」をこめて踊ったことがなかったです。

あ、まさか「palisa」じゃ涙の「な」の字もでませんでしたが、2曲めの「花は咲く」の時のお話。

イントロから「うっ、やばい」と涙を落とさないようにするのに必死でしたが、踊り始めたらそんなのも感じず、何も感じず、「感謝」だとか「愛」だとか、言葉にしてしまえば「陳腐」になってしまうそんな思いからもかけ離れた大きな感情で、ひたすら身体が動いてました。

自分では踊ってない。

誰かに動かされた。

まさにそんな感じでした。

それをしたのが、骨になってしまった父なのか、フラの神様なのか、観音様なのかマリア様なのか、アラーの神か、弘法大師様か、それはあたしゃぁ、わからない。

父が倒れてから、看病に尽くす私ら家族を支えてくれた知人が、忙しいスケジュールを縫って、なんとこの舞台を見に来てくれとりました。

終わってその彼女と再会したとたん、ようやく我慢してた涙が噴き出しまして。付けまつげがあっというまに取れました。・゚・(*ノД`*)・゚・。

父の看病のため、変則的になってたレッスンを耐え、夏場稼ぎ時のイベントを私がドタキャンしてもそれを補って頑張ってくれたこと。そんなマイナスな状況を我慢してあまつさえ私を励ましてくれた生徒さん達。

本当に本当にありがとうございました。ごめんね。いろいろ。

ハワイ研修をキャンセルして多大なご迷惑をかけた諸先輩方、なげく私に温かい言葉の数々、そして介護のレクチャー、心構え等ご指導下さり感謝の言葉がありません。

そして、先ほども出てきた、彼女と、もう一人の大先輩のSさん。お二人に受けた恩義が大きすぎて返せません。

って、あれもこれもと際限なくあれこれ書きたいけど。

父の棺にアテクシの踊ってるサシンを入れさせてもらいました、顔の横に。

泣きながら「このサシンがあれば魔よけになる」と言ったら、甥っ子が顔を真っ赤にして泣いておりました。あれは、笑いをこらえてたのか?まさかの最後に「ジイジ」の顔の横にオバちゃんの魔よけのサシンが入ることに悲しんだのか、それはよくわからん(笑)

ハワイアンリボンレイの売れっ子講師である妹は、それはそれは見事なリボンレイを、父の胸元にかけておりました。

たくさんの花と棺の蓋が閉まらないんじゃないかというくらい、思い出の品に囲まれて、旅立った父。

まだ、逝って日もないので、感情の収集がつかないのが実情ですが。

踊ることでなにか消化、昇華出来ればいいんじゃないかと、もう一人の私が?誰かが言ってます。

それは時間をかけてすることであって。

ぶっちゃけ、親が亡くなってこんな悲しい思いをする、というサイクルを人類は繰り返してるのかと思うと、「人間ってすげぇ!」と思いました、この年で。

ま、この先しばらくは波のように押しては引き、の感情にさらされながら過ごすことにしようと思います。

悲しい時は泣き、嬉しい時も泣いてもいいじゃないさ。

今回のことで、いろいろな方々のご厚情にふれ、本当に感謝しとります。

ここには書ききれないほどの方々に支えられ、父は天国に行くことができたと思います。

本当に皆様ありがとうございました。

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